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つなぎ帳 料金とプラン

活用ガイド · 送る

送る人を、
絞って届ける。

関係のない案内は、受け取る人の迷惑になり、ブロックのきっかけにもなります。タグ・フィールド・行動・HubSpot のリストで送り先を絞る方法と、LINE の属性で絞るときの人数の決まりを説明します。

この記事の要点

  • 絞る材料は 4 つ。タグ(印)・フィールド(項目)・行動(開いた・押した)・HubSpot のリスト
  • 「かつ」と「または」で組み合わせ、保存する前に人数を見る。送らない人も決めておく
  • LINE の属性で絞るときは、ターゲットリーチ 100 人以上・最後に届く人 50 人以上の決まりがある
  • 読む時間 約 13 分
  • 配信を受け持つ方に
  • 2026 年 10 月 19 日に確かめた情報

1なぜ絞るのか

全員にではなく、
関係のある人に。

絞ると、受け取る人・送る側・中身の 3 つによいことがあります。

  • 受け取る人: 自分に関係のある案内だけが届きます。関係のない案内が続くと迷惑になり、ブロックのきっかけになります。ブロックされると、その人にはもう届きません。
  • 送る側: LINE公式アカウントの通数は、送った回数 × 送った人数で数えます。送り先を絞れば、同じ案内でも使う通数が減ります(通数と料金の考え方)。
  • 中身: だれに送るかが決まると、文も合わせやすくなります。「関東のお店の方へ」「新しい色に関心のある方へ」のように、最初の 1 行で関係があると伝えられます。

絞り方は、条件を 1 つずつ足していくのが基本です。下の図は、すべての友だちから送る人を決めるまでの例です。

  1. すべての友だち2,431 人
  2. タグ「関東」812 人
  3. かつ タグ「関心: 新商品」286 人
  4. 送らない「配信を止めた人」279 人に送る

数は架空です。条件を 1 つ足すごとに、人数を確かめながら絞ります。

2絞る材料

材料は、
印・項目・行動・リスト。

つなぎ帳では、次の 4 つを送り先の条件に使えます。どれも、友だちごとに 1 か所にそろっています。

送り先を絞る 4 つの材料と、何を表すか・例・どう付くか
材料何を表すか例(架空)どう付く・入るか
タグあるか・ないかで分ける印関心: 新商品・展示会 10 月・配信を止めた人手で・質問の答え・ワークフロー・QR コード・取り込み
フィールド値を残す項目(10 種類の型)会員ランク・来店予定日・お店の種類質問の答え・取り込み・手で直す
行動した・しなかったこと配信を開いた・クリックした・数える URL を開いた・まだ返していないつなぎ帳が自動で残す
HubSpot のリスト・プロパティCRM で育てたまとまりと値リスト「新商品に関心」・ライフサイクルステージHubSpot で作る。つなぎ帳が 15 分ごとに読み直す

ほかに、友だち追加の日・流入経路(はじめてと最新)・最後のメッセージの日・友だちかブロックか・HubSpot と ID 連携しているか、も条件にできます。

迷ったときの使い分け

  • 「〜に関心がある」「〜に来た」のように、あるか・ないかで分けるものはタグ。
  • 日付・ランク・種類のように、値をくらべたいものはフィールド。「会員ランクがゴールド以上」のように、順番のある選択の型なら「以上」でくらべられます。
  • 配信やリンクへの反応は、つなぎ帳が自動で残す行動。手でタグを付ける必要はありません。
  • 営業の段階や会社の情報をHubSpot で管理しているなら、HubSpot のリストやプロパティをそのまま使います。

3タグの決め方

タグは、
名前の決まりから。

タグはだれでも気軽に作れるぶん、決まりがないとすぐに増えて、意味が分からなくなります。最初に、種類と名前の付け方を決めます。

タグの決め方の例(架空)。種類ごとの名前の例・付けるとき・外すとき
種類(例・架空)名前の例付けるとき外すとき
関心関心: 新商品/関心: ケア用品質問の答え・リッチメニューのボタン受け取りたい案内が変わったとき
来た所来た所: 展示会 10 月その QR コードから友だちになったとき外さない(記録として残す)
段階段階: 見積もり中担当が手で次の段階に進んだとき
配信配信を止めた人「案内を止める」が届いたとき「案内を再開」が届いたとき

決めておくこと

つなぎ帳のタグは、公式アカウントごとに持ち、フォルダーで整理できます。タグの一覧では、何人に付いているかと、どこで使っているかが分かります。配信やワークフローなどで使っているタグは、消せません。

つなぎ帳でのやり方: タグを作って付ける

  1. 「友だち → タグ」でタグを作る名前の頭に種類を付け、フォルダーに入れる
  2. 1 人に付けるときは、友だちの詳細で「タグを付ける」だれがいつ付けたかが、できごとの流れに残る
  3. 何人かにまとめて付けるときは、友だちの一覧で人を選んで「まとめて」から
  4. 自動で付けるときは、ワークフローの「タグを付ける」か、質問の答えの保存先をタグにする

4組み合わせ方

「かつ」と「または」で、
まとまりを作る。

条件を組み合わせたまとまりを、つなぎ帳ではセグメントと呼びます。保存する前に、当てはまる人数と最初の 10 人が出ます。

条件の組み合わせ方と、意味・人数の変わり方
組み合わせ意味人数は例(架空)
A かつ B両方に当てはまる人減るタグ「関東」かつ お店の種類が美容室
A または Bどちらかに当てはまる人増えるタグ「関心: 新商品」または HubSpot のリスト「新色に関心」
送らない CC に当てはまる人を外す減る送らないセグメント「配信を止めた人」

つなぎ帳のセグメントでは、まとまりの中は「かつ」、まとまりどうしは「または」です。配信の送り先にセグメントを 2 つ以上選ぶと、どれかに入る人に送ります(重なる人には 1 回だけ)。送らないセグメントと重なった人には、送りません。

条件ではなく、人を選んで作るセグメントもあります。少人数の招待など、人で決めたいときに使います。セグメントの中に「ほかのセグメント」を条件として入れることもできるので、よく使うまとまり(「配信を止めた人」など)は 1 つ作って、使い回します。

セグメント「関東の美容室」を作る画面。条件はタグ「関東」のどれかが付いている、かつフィールド「お店の種類」が美容室。右に当てはまる人 10 人と、その名前が並んでいる
本物の管理画面(見本のデータ)。条件を足すと、右の人数と名前がその場で変わります。上には、このセグメントを使っている配信が出ます。
スマホで見たセグメント「関東の美容室」の画面。使っている配信、当てはまる人 10 人、セグメントの名前と条件の欄が、上から順に並んでいる
スマホでも、同じ画面で作れます。

5反応で絞る

反応した人に、
次の一手を。

配信を送ると、だれが開き、だれが押したかが残ります。その反応で、次の送り先を決めます。

押した人には、くわしい案内を

新商品の案内でリンクを押した人は、関心がある人です。その人たちだけに、数日後にくわしい資料や勉強会の案内を送ります。押していない人には送らないので、関心のない人に何度も届くことがありません。

「開かなかった人」には気をつける

つなぎ帳の「開いた」は、写真やリッチメッセージを人ごとの画像の URL で送り、LINE のアプリが画像を読みに来たことで数える推定です。文章だけの配信では、開いたかどうかを数えられません。「開かなかった人」に送り直すと、読んだ人にも届くことがあります。送り直すなら、写真やリッチメッセージを入れた配信の結果で絞るか、クリックで分けます。

返事を待っている人を、配信から外す

「まだ返していない」や「最後のメッセージの日」も条件にできます。問い合わせに返していない人に販促の配信が届くと、気持ちのよいものではありません。返事を待っている人のセグメントを、送らないセグメントに入れておくと安心です。

つなぎ帳でのやり方: クリックした人を次の送り先に

  1. 配信の一覧から、送った配信を開いて「結果」を見る
  2. 受け取った人の一覧を、状態「クリックした」で絞る
  3. 「セグメントを作る」を押して、名前を付ける例(架空): 「秋の新商品をクリック」
  4. 次の配信の「だれに」で、そのセグメントを選ぶワークフローの「条件で分ける」でも使える

6CRM のリストを使う

CRM で育てたまとまりを、
そのまま送り先に。

HubSpot をつないでいれば、HubSpot のリスト(HubSpot の画面ではセグメント)とプロパティを、送り先の条件に使えます。

HubSpot は、以前「リスト」と呼んでいたものを「セグメント」と呼んでいます。HubSpot のセグメントには、条件に合う人が自動で出入りする動的なものと、保存したときの人で固まり、手で足し引きする静的なものがあります。つなぎ帳の画面では「HubSpot のリスト」と書いています。

  • 届くのは、紐付いている人だけ: HubSpot のリストに送ると、リストにいて、公式アカウントの友だちと紐付いている人に届きます。紐付け方はHubSpot と記録をそろえるで説明しています。
  • 15 分ごとに読み直す: つなぎ帳は、使っているリストのメンバーを 15 分ごとに読み直します。HubSpot でリストを直した直後に送るときは、「最新の状態に更新」で読み直してから。
  • 組み合わせもできる: HubSpot のリストやプロパティは、タグや流入経路と一緒に、つなぎ帳のセグメントの条件にできます。

使える機能は、HubSpot の契約によります。

配信の下書きを直す画面の 1 つめ「だれに(送り先)」。すべての友だち・セグメント・HubSpot のリスト・LINE の属性で絞る・選んだ友だちから選べる。送るセグメントに「関東の美容室」(10 人)と「HubSpot: 新色に関心」(7 人)を選び、送る人数は 14 人、今月の残りは 180 通(送ったあと 166 通)と出ている
本物の管理画面(見本のデータ)。10 人と 7 人のどれかに入る人に送るので、重なる人は 1 回に数えて 14 人。今月の残りの通数も出ます。

7LINE の属性で絞るときの決まり

属性で絞るときは、
人数の決まりがある。

性別・年齢・地域などの属性や、オーディエンスで絞るときは、LINE が送ります。送る人の属性を推測されないように、人数が少ないと送れない決まりがあります。

LINE の属性やオーディエンスで絞るときの決まり(LINE Developers と LINEヤフー for Business の公式の説明から)
決まりくわしく
ターゲットリーチが 100 人以上属性で絞るには、アカウントのターゲットリーチが 100 人以上要ります。ターゲットリーチは、性別・年齢・地域で絞って届けられる人の数で、LINE やそのサービスを使っていて、属性の確かさが高い人だけが入ります。
最後に届く人が 50 人以上属性やオーディエンスで絞った結果が 50 人に満たないと、受け付けたあと、送り始めるときにエラーになります。
オーディエンスは 1 つずつ 50 人以上オーディエンスを 2 つ以上使うときは、それぞれ 50 人以上要ります。ユーザー ID を上げて作ったオーディエンスと、チャットタグのオーディエンスは、人数の決まりがありません(ほかのアカウントが作ったものを除く)。
属性は、おおむね 3 日前のもの配信で使う属性は、おおむね 3 日前の情報です。オーディエンスを使うときは、推計に反映されるまで 3 日ほどかかることがあります。
反応のオーディエンスメッセージをクリックした人・読んだ人のオーディエンスは、50 人から作れます。1 つのチャネルで 1,000 件まで、保存は最大 180 日です。作れるのは、日本・タイ・台湾の公式アカウントです。

つなぎ帳では

配信の「だれに」で「LINE の属性で絞る」を選ぶと、性別・年齢・OS・地域・友だちの期間・オーディエンス(9 件まで)で絞れます。ターゲットリーチが足りないときは「属性で絞るには、届く友だちが 100 人以上要ります(LINE の決まり)」と出ます。LINE が送るので、変数・A/B テスト・受け取った人の一覧は使えず、数は LINE の集計で見ます。

一方、セグメントや HubSpot のリストで送るときは、つなぎ帳が 1 人ずつ送ります。上の人数の決まりは、LINE の属性やオーディエンスで絞るときのものです。少ない人数に送りたいときは、セグメントを使います。

属性で絞る前にLINE の属性で送ると、だれに届いたかを 1 人ずつは確かめられません。お店の種類や関心のように、自分たちで確かめた情報で絞れるなら、タグやフィールドのほうが確実です。

!ありがちなつまずき

絞り方で、
よくあること。

  • 絞りすぎて、0 人

    条件を一度にたくさん足して、だれも当てはまらない。

    こうする条件は 1 つずつ足し、そのたびに人数と最初の 10 人を見る。

  • タグが増えて、意味が分からない

    人ごとに似たタグを作り、どれを使えばよいか分からない。

    こうする名前の頭に種類。フォルダーで整理。作る前に一覧でさがす。

  • 止めた人に、また届く

    「案内を止める」と言った人を、送り先から外し忘れる。

    こうする「配信を止めた人」のセグメントを、毎回「送らない」に入れる。

  • 読んだ人にも、送り直した

    文章だけの配信で「開かなかった人」に送り直す。

    こうする開いたは推定。文章だけなら、クリックで分ける。

  • リストに入れたのに、届かない

    HubSpot のリストに足した人が、送り先に入っていない。

    こうする友だちと紐付いているかを見る。直後なら「最新の状態に更新」。

  • 属性で絞ったら、送れない

    友だちが少ないうちに、性別や年齢で絞ろうとする。

    こうするターゲットリーチ 100 人・最後に 50 人の決まり。少ないうちはセグメントで。

出典

この記事の出典

  1. LINE Developers「Messaging API reference」: Send narrowcast message(英語)属性で絞るにはターゲットリーチ 100 人以上。属性やオーディエンスで絞った最後の人数は 50 人以上。オーディエンスを 2 つ以上使うときは、それぞれ 50 人以上。人数の決まりのないオーディエンス。
  2. LINE Developers「Send messages」(英語)受け取る人の属性を推測されないように、人数が決まりより少ないと、絞り込みのメッセージは送れない。
  3. LINE Developers「LINE Platform glossary」: Target reach(英語)ターゲットリーチは、性別・年齢・地域で絞ったメッセージで届けられる人の数。属性の確かさが高い人だけが入る。
  4. LINE Developers「Use audiences」(英語)クリック・読んだ人のオーディエンスは最少 50 人。1 チャネル 1,000 件まで、保存は最大 180 日。日本・タイ・台湾の公式アカウント。
  5. LINEヤフー for Business「メッセージ配信を作成する」マニュアル(2024 年 4 月 16 日更新)属性で絞り込むには、ターゲットリーチ数が 100 人以上必要。属性の情報は、おおむね 3 日前のもの。オーディエンスの推計への反映に 3 日程度かかる場合がある。
  6. LINEヤフー for Business「料金プラン」通数は、送った回数と送った友だちの数の掛け算で数える。
  7. HubSpot ナレッジベース「セグメントを作成」(2026 年 9 月 16 日更新)セグメント(以前のリスト)。動的なセグメントは条件で自動に出入りし、静的なセグメントは保存したときの人で、手で足し引きする。

2026 年 10 月 19 日に確かめました。英語の出典の訳は、この記事で付けたものです。表と図の数と例は架空です。つなぎ帳の機能と数は、いまの版のものです。

さわって、
覚える。

デモで画面の流れを試し、テンプレート集の文例と型から作り始められます。